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鮮度抜群の茶葉とともに、堺を届ける -松倉茶舗-

1818年に創業。お茶にゆかりある堺で、いまは母と一緒に息子にあたる亭主が営んでいるお茶屋。おいしいお茶を飲んで頂くために仕入れをしたあとお客様へ渡るまで、茶葉の鮮度を保つことに強いこだわりを持つ。空気中の酸素にいかに触れないようにするか、保管する木箱や茶筒などは昔から使われている物を使用するのも、茶葉の鮮度を保つことに適しているからだと語る。普段使い用の商品の包装は、注文を受けてからグラムを測り、持ち帰り用の袋に詰める。こだわるところはこだわるが、過剰なことはしない。ちなみにサカイノマカフェで提供しているお茶は、全て松倉茶舗さんのもの。また松倉茶舗さんオリジナルで、画家・岩本かずえさんが描かれた堺の名所旧跡パッケージは、堺に来た旅行のお土産として、堺の人にとっては堺外に出かける際のちょっとした手みやげとして最適。パッケージの絵柄は、仁徳天皇陵、旧堺燈台、菅原神社楼門、南宗寺甘露門、妙国寺大蘇鉄と全部で5種類ある。

堺　おみやげ品

松倉茶舗さんはお寺やお茶席、茶道教室先生などのお付き合いも多いようで、取材当日もお抹茶の納品準備をされていた。そのパッケージのかっこよさにしびれるとともに、手作業で包装していく流れるようなその動きは、ついつい見とれてしまうほど。お茶を愛し、堺を愛するその姿勢とともに、新しさは受け入れつつも、昔からのものを大切に受け継ぎ続けていくこのお店は、この地でずっと続いていってほしいお店である。

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