SPOT 堺を体験・発見できるスポット

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古墳を、より身近に感じる -反正天皇陵古墳-
2019年7月、大阪初の世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群。そのひとつ「反正天皇陵古墳」があるのは、堺で有数の閑静な住宅街・北三国ヶ丘。人々の生活圏に存在しながらも、決して足を踏み入れることのできない世界がそこに広がっている。
仁徳天皇陵(大仙古墳)と比べれば規模は劣るものの(といっても十分大きいのだが)、そのぶん古墳との距離が近いのがポイント。鳥居の向こうに広がる神聖で厳かな空気と、長年手つかずの生態系がつくり出すこんもり感を、より身近に感じることができる。
また、堺東駅から徒歩数分というアクセスの良さも魅力のひとつ。今のところ観光客でごった返す気配はないので、ゆっくり落ち着いて世界遺産を堪能できそうだ。
反正天皇陵古墳は、人々の生活圏との距離、鑑賞できる距離、駅からの距離、いろんな意味で古墳を身近に感じられるスポット。全体像を見たい方は、堺東駅をはさんで反対側にある堺市役所高層館21階展望ロビーへどうぞ。地上80mの高さから見下ろせば、人々の暮らしが古墳とともにある様子が見てとれよう。


