WHAT'S SAKAI 大阪・堺について

“異奇”で“粋”なまち 大阪・堺
世界遺産となった古墳群をはじめ、
南蛮貿易・茶の湯・鉄砲・包丁・自転車とカタチを変え何度も歴史の表舞台に登場する特異なまち・堺。
かつて港町として異国の文化や様々な人やモノが行き交い、
一見すると人々が見向きもしないような異なもの・奇なものもおもしろがり、うまく取り入れ、
“異奇”なものを“粋”のレベルまで高め、独自の産業や文化として何度も発展させてきました。
この“異奇”を楽しみ取り入れていく精神こそが堺らしさであり、
大きな歴史の軌跡としてだけではなく、現在も街のいたるところで垣間見ることができます。

町を歩くと現れる、鬱蒼とした森。その茂みには、語り継がれる深い歴史が刻まれています。かつて100基以上あったと言われる百舌鳥古墳群。現在は44基が残っており、そのなかには世界三大墳墓のひとつである日本最大の前方後円墳・仁徳天皇陵古墳がそびえています。
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ときは中世、貿易によって莫大な富を得た堺の豪商が、武士による支配を受けない自治都市を形成するため豪をめぐらせた「環濠」。今でもその面影が残る環濠エリアでは、江戸時代から戦前の建築物や街並みの一部が残され、古の人々が築き上げた暮らしを感じることができます。
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堺で生まれた茶道千家の始祖・千利休。「わび茶」を大成したこの町には、利休の想いが息づく茶道の文化が根付いています。茶室を見るだけにとどまらず、実際に点てた茶を味わうことができる体験も。「肩肘張らずに茶を楽しむ」茶の湯の真髄に触れてみてください。
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日本における刃物の三大産地のひとつである堺。特に職人が1本ずつ丁寧に仕上げる「打刃物」の魅力は切れ味はもちろん耐久性にも優れ、食材の美しさと旨みを演出してくれます。その製造過程は繊細かつ緻密で、受け継がれてきた職人技を感じずにはいられません。
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茶の湯文化とともに広がった和菓子づくり。かつてはお茶請けとして供され、今もなお多くの人々に愛され続けています。控えめな甘さのなかにも心落ち着く味わいが特徴的な和菓子たちは、その美味しさだけではなくアーティスティックな見た目にも心が奪われます。
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