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NEIGHBORHOOD熊
古き良き昭和を感じるおでん屋 -母や-
開口神社と住宅街の裏道に佇む古民家の暖簾をくぐると、心染みわたるノスタルジー空間へとタイムスリップ。「いらっしゃい」とお母さんが出迎えてくれたその先は、味のある造りから家具、小道具に囲まれ、いまはなき商店街のレコード屋で買ったという民謡の音源が流れている。まるで昭和時代の映画やテレビに出てくるようなザ・おでん屋さん。もちろんその時代風につくられた店内ではなく、実際、昭和から営業している。
数十種類のおでんの具は、河内長野まで汲みに行くという水で作るだしに浸かりひとつひとつが丁寧な仕上がり。「黄金」というオリジナルの一品は、茶碗蒸しと豆腐の中間のようなふんわり食感で絶妙だ。おでんの他にも新鮮な馬刺しや、季節の物まで一品料理も幅広い。またメニューにはない、おでんのだしでつくる細めんは〆に最適。何よりお父さんとお母さんとの会話が楽しく、愛情たっぷりな夫婦のやり取りが垣間見れる。どれをとっても心身共にほっこりするうま味の秘訣は、夫婦愛が織りなす“やさしさ”か。まさにみんなの“母や”だ。